企業が自社の株価を上げるには、2つの方法があります。
当期純利益 を上げる事
その一つ目は、売上・利益を増加させる事。特に、利益のうち当期純利益を増加させる事です。そして投資家から同業他社と比較しPERが割安と判断されれば、買いが旺盛になるので株価は上昇します。
自社株買いという奥の手もあります。企業が株式市場に出回っている自社の株を買い、市場で売買される株数を減らし、一株当たりの利益を理論的に上げるやり方です。
企業が株価を落とさない為にする手法の一つです。自社株買いはかなりの力技ですが、先ほどの当期純利益があがり一株当たりの利益が上がるから投資家が割安と判断し買いに入る事で、株価が上がるのと同じ原理です。
しかし自社株買いをするとなると、企業はかなりの資金を用意しなければならず、その分の手元資金が企業から流出することになります。
投資したくなるIR活動
もう一つの株価を上げる方法とは、 「投資家が投資をしたくなる様なIR活動をする事」です。
では、 「投資家が投資をしたくなる様なIR活動」とはどの様なIR活動なのでしょうか?
IR活動は3レベルある
IRの活動レベルが3段階あるのをご存知ですか? IRのレベルは、IR活動の難易度別にレベル1からレベル3まで3段階あります。 今後このコラムを通じ、IR活動をレベル別に説明し、「投資家が投資をしたくなる様なIR活動」とは何なのか、解説していこうと思います。
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