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コロナ禍におけるIR活動のポイント

このコロナ禍、一体どの様に説明すれば投資家は理解・納得してくれるのか?

最近はこの様な質問や相談が大変多くなってきています。


IR活動の3つのポイント

今回は、コロナ禍におけるIR活動ポイント3点を挙げてみました。

その1)これまでコロナが収益に与えた収益ベースでの金額(売上高、営業利益)

その2)今後、コロナが収益へ与える収益ベースでの金額(売上高、営業利益)

その3)今後の戦略と具体的な施策



その1)は実際に被った損失額、その2)は今後の損失額(予想)、その3)は将来に向けての取り組み

この3点です。


実際企業が掴んでいる数字はその1)のみです。

その2)とその3)については、これまで経験したことのない外部環境や市場動向についての「企業独自の想定」が根拠となっており、

まさしくそこがコロナ禍におけるIR活動において最も伝えなくてはならないポイントであり、投資家の知りたいポイントだと言えるでしょう。


企業独自の想定が必要

また、根拠となる「企業独自の想定」を策定する上で注意すべき点は、現状ではまだ将来を予測する上ではあまりに不確定要素が多いことから、

①ベストケース、②ワーストケース、③その中間、と3つのケースを想定するのが適切かと思います。



投資家の信頼を得る

更にこれからが最も重要な点ですが、今後実行していく戦略や具体的な施策について、

貴社が十分に実行可能であり、決して机上の空論ではない事を投資家に信じてもらう必要があります。


その為には、企業のコア・コンピタンスや知的資産について、特徴や強み、ファクトとエビデンスを提示しながら、充分に理解され納得されることが必要であり、まさしく企業のIR力が問われるところです。 

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